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28日、AP通信などによると、この日オンラインで公開されたある研究論文は、ファイザー製ワクチンの効能が2次接種まで終えた後、2か月後には96%、4か月後には90%、6か月後には84%と、徐々に減少すると分析した。2か月ごとに約6%ずつ減少することになる。
ニューヨーク州立大学のスティーブン・トーマス教授などは、世界中でファイザー製ワクチン接種を完了した16歳以上の4万4000人のボランティアを観察した後、今回の論文を作成した。
ワクチンの予防効果は時間の経過とともに徐々に減少したが、重症化の予防効果は高く維持された。ファイザー製ワクチンの重症化の予防効果は97%で、6か月後も91%と高い水準を維持した。
ファイザー製ワクチン接種完了者のうち、6か月後に新型コロナウイルスに感染した場合でも、入院が必要なほど重症化するのは希である。
また、南アフリカ共和国で最初に発見されたベータ変異に対しては、2次接種後、100%の予防効果を見せたと研究チームは報告した。
米国食品医薬品局(FDA)の諮問機関であるワクチンならびに関連の生物学的製剤に関する諮問委員会(VRBPAC)のポール・フィート委員は研究結果について、「ワクチン接種から6か月後の重症患者が3%に過ぎないということは、ファイザー製ワクチンは2次接種で十分であることを意味する」と述べた。
一方、ファイザーのようにmRNA(メッセンジャーRNA)技術で製造されたモデルナ製ワクチンは、6か月後に予防効果が90%であると確認されたというのが会社側の立場である。
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