ネイバーの成果が優秀な背景として業界では、大手企業だけでなく中小企業(SME)の製品まで多様に配置し、消費者の選択肢を増やす戦略が通じたと分析している。実際、「ショッピング・ライブ」におけるSMEの取引額の割合は、今年6月時点で全体の取引額の55%を占めた。放送を通じてリアルタイムでコミュニケーションを取り、SME製品に関する情報を充分に提供し信頼性を高めた結果といえる。
イベント効果も奏功した。「ショッピング・ライブ」を頻繁に利用する消費者の間では、一定時間ライブ放送を視聴した場合、所定のネイバーポイントが加算されるイベントが流行している。ある利用者は「視聴イベントで、放送を見ながら製品を購入した。購入確定後、ポイントバックもあり頻繁に利用するようになった」と話している。
ネイバーとは異なり、カカオは「ライブ」提供開始初期から大手企業との協力を戦略として進めてきた。確かな製品を消費者に提供するという理由だ。一部の企業が自主的に放送する場合を除き、多くは制作から送出までの全過程をカカオコマース本社が担当している。こうした構造のため番組編成が1日平均5回程度にとどまる。カカオコマースの関係者は「限られた放送回数だが販売効率を最大化するため製品および放送のクオリティに集中している。しかし業者や品目の多様化、番組編成拡大など多様な方法を検討中」と述べている。
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