韓国女子バレーボール代表チームが4日、トルコと2020東京五輪準々決勝を行った中、準々決勝前に一部の韓国のネットユーザーらが代表チームの戦力のため、校内暴力で物議をかもしたイ・ジェヨン、イ・ダヨンの双子姉妹を一時的に復帰させるべきだと主張し、論争が起こっていた。(画像提供:wowkorea)
韓国女子バレーボール代表チームが4日、トルコと2020東京五輪準々決勝を行った中、準々決勝前に一部の韓国のネットユーザーらが代表チームの戦力のため、校内暴力で物議をかもしたイ・ジェヨン、イ・ダヨンの双子姉妹を一時的に復帰させるべきだと主張し、論争が起こっていた。(画像提供:wowkorea)
韓国女子バレーボール代表チームが4日、トルコと2020東京五輪準々決勝を行った中、それを前に一部の韓国のネットユーザーらが代表チームの戦力のため、校内暴力で物議を醸したイ・ジェヨンイ・ダヨンの双子姉妹を一時的に復帰させるべきだと主張し、論争が起こっていた。2人は今年2月、校内暴力の加害者だと明らかになり、大韓民国バレーボール協会から国家代表の資格をはく奪された。

イ・ジェヨン の最新ニュースまとめ

 双子姉妹を復帰させるべきだとの主張に多くのネットユーザーらは校内暴力の被害者が一生トラウマに苦しむように、加害者も深く償うべきだとして、復帰に反対している立場だ。

 双子姉妹を復帰させるべきだと主張する理由は、世界ランキング4位のトルコが容易な相手ではなかったからだ。世界ランキング13位の韓国はトルコと過去9回対戦し、2勝7敗と劣勢。今年6月にイタリアでおこなわれたFIVBバレーボールネーションズリーグでもトルコに1-3と敗れていた。

 このような状況だったため、一部で校内暴力の加害者であることが明らかとなったイ・ジェヨン、イ・ダヨン姉妹の不在を残念がる声も出ていた。あるネットユーザーらは「イ・ジェヨンの不在が残念だ。人間性が問題ではあったが、それでもイ・ジェヨンは国際大会の経験も多く攻撃が速い方なので、相手ブロックが高くても果敢に入った」とし、別のネットユーザーも「イ・ジェヨン、イ・ダヨンの不在が大きかったようだ」、「今からでもイ・ジェヨンを出場させてメダルを取ってほしい。 攻撃する選手がいない」、「双子が復帰すべきだ」などといった反応を見せた。

 一方、大半の市民は実力より人間性を優先すべきだという立場だ。あるネットユーザーは「双子姉妹がいなくても8強(準々決勝)まで進んできたのに一体なぜ懐かしがるのかわからない。またバレーボールは個人戦ではなくチーム戦だ。チームワークが本当に重要な要素なのに、今韓国選手たちのチームワークが最高だと思う」とし「校内暴力の加害者は永遠に退出すべきだ」との反応を見せた。

 一方、ネットユーザーらから戦力を心配された韓国女子バレー代表はこの日、2020東京五輪準々決勝でトルコに勝利し、準決勝進出を決めた。

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