10日、韓国MBCの番組「PD手帳」では「不当取引、国情院と日極右」編が放送された。制作陣が去る1月28日に会った情報提供者は元国情院の海外工作員だった。彼は「知らせるべき内容を知るべき人間に伝えるのが当然だと思った。記録を残さなければ歴史の前に罪を犯すものだと思う」とし、国情院の秘密を暴露した。
情報提供者は「大阪勤務に向かう前だった。『ある女性が(日本に)行くから、下着まで全て確認しろと言え』と電話で話し、日本の空港に協力を要請した。その方がユン・ミヒャン氏だったと言っていた」と述べた。また「チェ・ジェイク氏という独島(日本名:竹島)守護全国連帯というところにいる人物が、日本で『竹島の日』に歩き回ったりした。日本の右翼の立場としては韓国からいつ、どうやって来るのかを知らなけらば、極右団体も追いかけまわすことができないため、そのような情報を国情院が与えたのだ」と付け加えた。
実際にチェ・ジェイク氏が日本の空港に到着した際、すでに日本の保守派団体らが空港で待ち構えて「竹島は日本の領土だ」と叫んでいた。さらに、元慰安婦らが日本に行った際も似たようなことが繰り返されたという。
日本の保守派団体の幹部である先崎玲氏は、関連情報をどのように入手したのかとの質問に「僕らの各県の連合本部長には、公安の担当がついている。情報を流す流さないかではなくて、あくまで協力関係だ」と述べた。
情報提供者は「民間活動をしている方々が日本に行くとの情報を(国情院が)日本の公安機関に与え、日本の公安機関はこれを再び日本の右翼に回す。少女像杭テロをした右翼たちが韓国に入国したが、日本からはその情報を知らせてくれない。私たちは、あまりにも容易に国民たちの情報を渡す」と説明した。
また、情報提供者は「日本の保守派を韓国に招待してもてなした」とも述べた。
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