きょう(12日)中国の官営英字紙“グローバルタイムズ”によると、インド駐在のアトゥール・ケシャップ米国大使は 10日午後ツイッターに、チベット亡命政府(CTA)のドンチュン・ンゴドゥップ代表と会った事実を公開し「米国は政治的自由とチベットの文化的・言語的アイデンティティの保存を支持し、全ての人の同等な権利のためのダライ・ラマ14世のビジョンを尊重する」と伝えた。
先月28日にインドを訪問したアントニー・ブリンケン米国務長官は、ニューデリーでンゴドゥップ代表と会ったことから中国が反発したが、それから約半月ぶりに これ見よがしにダライ・ラマ14世側代表と再び接触したのである。
中国の圧力を避けるため1959年 チベットの首都ラサを脱出したダライ・ラマ14世は、インド北部のダラムシャーラーにチベット亡命政府を設立し、非暴力独立運動を率いている人物である。
一方 ダライ・ラマ14世を「祖国分裂の活動家」と規定している中国は、強く反発している。
インド駐在中国大使館の王小剣 報道官はツイッターに「チベット亡命政府は、中国の憲法と法律を違反し どの国も認めていないチベット独立を目標に掲げている分離主義政治組織だ」と主張した。
つづけて「米国とダライ・ラマ集団間の どのようなかたちでの接触も、『チベットを中国の一部として認め、チベット独立を支持しない』という約束に違反したものだ」とし「米国はチベット問題を名分に、中国の内政に干渉することを中断せよ」と訴えた。
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