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12日検察は、蔚山地裁刑事8単独チョン・ヒョンス判事の審理で開かれた公判で、蔚山南区にある国公立保育園勤務の保育士A氏に、このように言い渡した。
A氏は2019年、3歳児が吐くまで水7カップを飲ませ、他の園児や保育士が残した食べ物を強制的に食べさせた疑い(児童虐待犯罪の処罰などに関する特例法違反)で起訴された。この他にもA氏は300回以上、園児を虐待したことが分かった。
この保育園では、A氏を除く他の保育士9人も、同様の期間に0〜3歳の園児49人に対し、少なくとも7回、多い場合は100回以上虐待した疑いで、共に起訴された。全体の虐待件数を合わせると660回、被害園児は40人である。
これらは、園児が指示に従わないことに対する苛立ちや、何の理由もなく園児に物を投げたり、叩いたりしたこと、また、電気が消えた状態の教室に一人放置したことが分かった。
検察は、A氏以外の保育士9人のうち6人に対して、懲役1〜3年を、3人に罰金1000万ウォン(約95万円)を求刑した。また、規定人数よりも多くの園児を受け入れ、各クラスに配置し、管理を怠った責任を問い、園長B氏に5500万ウォン(約522万円)を求刑した。
この日の裁判では、被害園児の保護者が意見陳述で「事件後1年10か月が過ぎたが、子供は大人の女性を見ると、未だに怖がる。子供たちは記憶している。児童施設が安全な場所になるように厳罰を求める」と述べた。
公判は9月9日に開かれる予定である。
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