世論の反発で、韓国カカオがTタクシーの呼び出し料金を5000ウォンから2000ウォンへ調整(画像提供:wowkorea)
世論の反発で、韓国カカオがTタクシーの呼び出し料金を5000ウォンから2000ウォンへ調整(画像提供:wowkorea)
カカオモビリティは13日午後4時から、「カカオT」の「スマート呼び出し」サービスの料金を、現行の0~5000ウォンから0~2000ウォンへ再調整すると発表した。

追加料金を支払えば、カカオタクシーがより早くつかまる機能である「スマート呼び出し」には7月30日から、最大5000ウォンの変動料金制が適用されていた。

それまでは平日1000ウォン、深夜(午前0~4時)2000ウォンの定額制だったが、需要が集中する時間には追加料金を支払うよう上限を引き上げた。

しかしこれが事実上の料金引き上げだとみなされ、タクシー業界および利用者の反発をかうことになった。

カカオモビリティは「タクシーをつかまえるのが難しい時間帯や地域で、運転手が呼び出しをより積極的に受ける動機付けのため導入した機能だったが、かえって利用者の負担が大きくなる懸念がある。こうした意見を受け入れ、変動料金制の上限をもとの2000ウォンを超えないよう制限して運用することを決めた」と話している。

これに先立ちカカオモビリティは2018年にも、周辺の空いたタクシーをすぐにつかまえられる機能「即時配車」を導入し、最大5000ウォンの料金を受けようとしたが、政府とタクシー業界の反対で撤回したことがある。

以降、国土交通部が介入して1000ウォンの利用料金を策定し、「スマート呼び出し」を開始した。これは既存のタクシー業界と同様の価格帯となる。


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