地域内の感染者が5日続けて減少…新型コロナ統制に成功したか=中国(画像提供:wowkorea)
地域内の感染者が5日続けて減少…新型コロナ統制に成功したか=中国(画像提供:wowkorea)
中国本土内の新型コロナウイルス感染の勢いが再び落ち着いている様子だ。

中国国家衛生健康委員会によると15日、前日に本土31か所の省・市・自治区において報告された新規感染者数は29人と集計された。このうち海外流入を除く地域社会の感染者は24人だった。

地域内の感染者は9日に108人まで増えたが、10日から5日連続で減少傾向となっている。

前日に感染者数が2桁に減り、中国内で新型コロナウイルス感染の勢いが抑えられるか注目される。ただし、中国は新型コロナウイルスの陽性者のうち、症状がない者を無症状感染者として分類しており、依然として懸念は残っている。

中国では先月20日、ロシアを出発した旅客機を通じて流入したデルタ変異ウイルスが、南京禄口空港の職員を通じて拡散した。その後、新型コロナウイルス感染者は中国内の各都市で確認された。

中国当局は無寛容政策に基づいて感染者が発生した住居地域を封鎖し、公共行事の中止、観光地および娯楽施設の閉鎖、学校始業の延長などの強力な対応措置を出した。北京当局は新型コロナウイルスの感染者が出た地域と接続されている航空と鉄道の運行もすでに中断させた。

一方、新華社通信によると、河南省商丘市は管轄の県が新型コロナウイルスの状況を隠蔽し、4人の新規感染者が発生していたことを明らかにした。商丘市は関連状況について調査している。なお、前日に河南省で報告された5人の新規感染者は全員商丘市から出ている。
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