忠清北道の永同消防署によると、15日夜8時ごろ、広島から来た柴垣文江さんが同消防署の中央119安全センターを訪れ、助けを求めた。柴田さんは同日昼に釜山港に到着したが、ロケ地を探すうちに日が暮れてしまったという。そうした事情を聞いた消防官らは、柴垣さんを女性消防隊員の宿所に泊まらせ、翌日自家用車を使って永同郡上村面弓村里の「おばあちゃんの家」ロケ地を案内した。
セットは撤去されていたものの、柴垣さんは映画の舞台となった山里の風景を直接カメラに収めただけでなく、ちょうど故郷の家で休んでいた映画の主人公、キム・ウルブンさんに会うという幸運にも恵まれた。
柴垣さんは、「映画に登場した村の風景がとても美しく、夏休みを取って永同を訪れたものの、日が暮れてしまい非常に慌てた。韓国で緊急事態が発生した際には『119』を探せばいいということを知っていたため、消防署を探した」と話している。
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