大韓医師協会新型コロナ対策専門委員会は17日、「アストラゼネカ接種推奨年齢と、残余ワクチン希望者接種の対象年齢が異なることについて、深刻な懸念を表する」と述べた。
新型コロナ予防接種推進団が、昨年発表した「週間新型コロナ予防接種後の副反応報告書」を分析した結果、50歳未満は、ワクチン効果に比べ、異常副反応の危険性が相対的に高いことが分かった。
国際学術誌であるランセット(Lancet)によると、英国、米国、スウェーデンで入力したデータを分析した結果、55歳以下の場合、アストラゼネカとファイザーワクチンの両方で全身性の副反応が、より多いと分析された。 50歳未満がこのワクチンを投与するには、さらなる議論が必要だというのが医師会の立場である。
大韓医師協会は「アストラゼネカ適用範囲を拡大することに深刻な懸念を表明している」とし「より客観的、かつ専門的な知見をもとに、方案を提示することができるよう、医師会と疎通し、適切な推奨を示さなければならない」と主張した。
去る13日、疾病管理庁は、定例会見で「この日から委託医療機関や保健所などで、30歳以上の希望者を対象に、アストラゼネカ残余ワクチンの接種が可能だ」と述べている。この日アストラゼネカ残余残ワクチンは、30代、40代からの申請により、物量を全て接種したと伝えられた。
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