東京オリンピック柔道代表の安昌林選手、日本に帰化しなかった理由を語る(画像提供:wowkorea)
東京オリンピック柔道代表の安昌林選手、日本に帰化しなかった理由を語る(画像提供:wowkorea)
柔道の韓国代表・安昌林選手が、日本への帰化を断って韓国代表選手としてオリンピックに出場したいきさつについて語った。

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 18日に放送されるMBC「ラジオスター」に、東京オリンピックに出場したアーチェリー代表のオ・ジンヒョク選手、キム・ウジン選手、柔道代表の安昌林選手、フェンシング代表のキム・ジョンファン選手、ク・ブンギル選手の5人が登場する。

 安昌林選手は東京オリンピックで柔道73キロ級に出場し、全5試合のうち4試合連続で延長戦を演じた末、銅メダルを獲得した。彼が見せた勝利への執念は、韓国国民に大きな感動を与えた。

 なかでも3回戦では鼻血が出るアクシデントに見舞われながらも、ウズベキスタン代表のヒクマティロフ・トゥラエフ選手を相手にすばらしい闘志を見せたことで話題となった。

 番組では、安昌林選手が競技場で見せた勝負師の姿とはちがう魅力を見せる。東京オリンピック開催前後の秘話や3回戦後にウォーミングアップ場で相手選手のためにビックリしたことなどを話す。

 安昌林選手は東京オリンピック出場がメダル獲得という成果とは別に、自身にとって持つ大きな意味についても語った。

 日本で生まれ育った在日韓国人3世である彼は、日本への帰化を勧められていたが、それを断って国籍を維持した。

 安昌林選手は、「祖母と祖父は差別を受けながらも、国籍を変えなかった。だから、私も『太極図』を胸に闘いたいと思っていた」と話すなど、日本でも指折りの有望選手だった彼が、日本への帰化を断って韓国代表選手としてオリンピックに出場するというドラマのようなストーリーを披露する予定だ。

 また、安昌林選手は東京オリンピックで銅メダルを獲得した後で、父親が見せた想像を絶するリアクションについても語る。

 現役選手である安昌林選手よりもさらに負けず嫌いだという父親は、挑戦を終えた息子に温かい言葉をかけるのではなく、意外なリアクションを取ったという。

 また、安昌林選手が幼い頃、父親がコーチとなって 超本格的なトレーニングを課したという裏話も披露し、番組レギュラー4人を驚かせる。

 このほかにも、安昌林選手は「柔道選手生活のなかでいちばん消したい」という「黒歴史」を話し、自ら「中二病」であることや、学生時代の「柔道日記」を公開する。

 安昌林選手が韓国代表となるまでのストーリーを語る姿は、18日夜10時20分に放送される「ラジオスター」で放送される。

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