三菱重工の債権差し押さえ命令に日本政府反発...韓国大統領府「合理的な解決のために日本側と協議中」＝韓国報道

韓国の大統領府が19日、韓国裁判所が三菱重工業の韓国国内の債券に対する差し押さえ決定を下したことについて、「多様で合理的な解決策を見つけるために、各界各層の多様な意見を聴取しながら、日本側と緊密に協議している」と明らかにした。

大統領府関係者はこの日、記者団との書面質疑で「関連動向を注視している。韓国政府は、被害者権利の実現および日韓関係などを考慮している」と明らかにした。

これに先立ち、水原地裁安養支部は、日本徴用賠償訴訟被告人の三菱重工業が、韓国企業に対する8億5000万ウォン（約8000万円）相当の物品代金債権と関連し、債権差し押さえおよび回収命令の決定を下した。

これを受け日本政府は、「日韓関係に深刻な状況をもたらす可能性があり、避けるべき」と反発した。