李秀赫 駐米韓国大使は「米韓はアフガン事態への対応のために緊密に協議している」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
李秀赫 駐米韓国大使は「米韓はアフガン事態への対応のために緊密に協議している」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
イ・スヒョク(李秀赫)駐米韓国大使は19日(現地時間)「米韓はアフガニスタン事態への対応のために緊密に協議している」と明らかにした。

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イ大使はこの日 特派員懇談会で「アフガン事態により米政府と頻繁(ひんぱん)に接触しており、前日も米高位当局者とアフガン事態について意見および情報交換をした」と語った。アフガニスタンが武装勢力“タリバン”に掌握されたことで報復の危険を感じた住民たちが脱出を試みている状況の中、住民退避(たいひ)と彼らの難民受け入れ問題が 国際社会の懸案として浮上している。

米国務省は、アフガン事態による同盟国たちの懸念払拭(ふっしょく)に力を注いでいる。ジョー・バイデン米大統領が「国益のためにアフガニスタン内の米軍撤退を決定した」と明らかにしたことで、同盟国たちの間では「米国の態度は “急変”する可能性がある」という懸念がもちあがっている。

米国務省の報道官はこの日の会見で、“アフガン事態が、同盟国たちによる米国への信頼に懸念を抱かせている”という指摘に対し、韓国をあげ「この政権は重大な方式で同盟国とのパートナーシップ・システムを優先してきた」と答えた。報道官は特に、アントニー・ブリンケン米国務長官が初の巡訪地として日本・韓国を選んだのも「米国がインド太平洋地域においても、同盟国とのパートナーシップを重視していることを意味している」と語った。

一方 米国による対北接触に関しては、特別な進展はなかったとみられる。米国は4月末 対北政策の検討を終え接触を試みたが、北朝鮮からの反応はなかった。米韓合同軍事演習が開始されたことで、約一年ぶりに復旧した南北通信連絡線も再び遮断された状況である。

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