香港、韓国の「ワクチンパスポート」認める方針=「認めない」との決定から一転(画像提供:wowkorea)
香港、韓国の「ワクチンパスポート」認める方針=「認めない」との決定から一転(画像提供:wowkorea)
香港政府が、韓国の「ワクチンパスポート」を認める方針を固めた。韓国メディア「NEWSIS」が20日、報じた。

 中央災難(災害)安全対策本部のイ・ギイル第1統制官は20日午前、政府庁舎で開かれたブリーフィングで「香港政府が20日からの規定強化に伴い、韓国で発行される新型コロナワクチン接種証明書を認めないことを決めたとの報告があったが、これが変更となり、最終的に認められることになった」と伝えた。

 これを前に、在香港韓国総領事館によると、香港政府はこの日から新型コロナウイルスワクチン接種証明書の認定基準を強化すると発表し、韓国が発行するワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)は「認めない」との内容が含まれていた。

 香港政府は、香港や中国、マカオ、世界保健機構(WHO)から認められている先進規制機関国家(SRA)36か国で発行された「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」のみ認めている。

 同件について、イ第1統制官は「外交部(外務省に相当)など韓国政府は、香港当局に対して異議を申し立て、強く抗議した」と言及した。

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