「恋人DV問題」元Jリーガー獲得の韓国サッカーチーム、代表解任へ

韓国プロサッカーKリーグ2（2部）の忠南牙山が、代表と事務局長を解任した。

　韓国メディア「韓国経済」は19日、忠南牙山が理事会を開き、取締役15人のうち12人の賛成を得て、クラブチーム代表と事務局長の「解任」を決定したと報じた。

　理事会は、元交際相手の女性に暴力を振るった元Jリーガーを獲得、また代表の税金滞納など問題が浮上した中、責任を問うかたちで2人の解任を決定したと明らかにした。

　これを前に忠南牙山は、J1仙台に所属していた2020年9月、交際相手へのDV容疑で逮捕された道渕諒平（27）を獲得。しかし、道渕のチーム加入後「日本での逮捕歴」が問題視され、市民団体などが強く反発し、5月に契約解除に至った。この件を含めた責任を追及されて解任に至った。