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作成者は、「デルタ株は感染力が高く、人口の100%がワクチンを接種してもワクチンの予防率が100%ではない」とし、「デルタ株の拡散を防げない」とした。また、「ワクチン接種後の副反応で死亡する確率と、自然感染後に死亡する確率を比較して選択しなければいけない」と主張した。
これに対するコメントでは、「20代はコロナに掛かって死亡する確率が、ワクチンを打って死亡する確率より低い」、「ただコロナにかかる方がいい」と主張した。また、これに対し「30代でもそのようだ」と同意する姿が見られた。
韓国では現在まで18~49歳の年齢層の約61%がワクチン接種の事前予約に参加している中、「20代ではコロナの死亡率よりワクチン接種の死亡率が高い」という主張が事実なのか確認してみた。
まず韓国疾病管理庁によると、23日基準で20~29歳の総感染者数は4万3083人だ。死亡者は8人で、死亡率は0.02%となる。
20代のワクチン接種36万1301件のうち、異常反応の申告件数は1万7704件だ。この中で重大な異常反応の申告件数は384件、死亡件数は3件だ。
しかし、すべての死亡申告が、「ワクチンによる死亡」と認められているわけではない。現在疾病管理庁により因果関係が認められた20代のワクチン接種による死亡は、アストラゼネカ製で1件、ファイザー製で1件の合計2件だけだ。これは全体20代のワクチン接種件数の内、約0.0005%水準となる。
30代の場合も、コロナウイルスによる死亡率とワクチン接種による死亡率を、統計的に確認してみた。
結論として、20・30代でのコロナウイルスの死亡率とワクチン接種後の死亡率を比較した場合、「コロナウイルスでの死亡率よりワクチン接種による死亡率が高い」という主張は事実ではない。
アメリカでも最近SNSなどを通じワクチンの不信論が拡散し、騒動が起きた。「若い層ではワクチン接種による異常反応よりも、コロナ感染後に軽症で過ごす方がいい」という主張だ。
これに対し去る13日(現地時間)アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は関連研究結果を発表した。コロナウイルスワクチン予防接種は血栓、心筋炎などの副反応の憂慮にもかかわらず、未接種時のコロナウイルス感染による死亡可能性がはるかに高いという点で、ワクチン接種がより得だという内容だ。
研究によると、昨年12月から今年7月までファイザー製、モデルナ製のコロナウイルスワクチンを接種した人は、約1億4100万人だった。この中で約500人が心筋炎などの副反応が発生したが、死亡は確認されなかった。
今年2月から6月までヤンセン製(ジョンソンエンドジョンソン)ワクチン接種を行った約1260万人の内、神経の炎症性疾患であるギランバレー症候群などの副反応発生件数は約100件で、死亡者は1人だった。
ファイザー製、モデルナ製などのmRNAワクチンとヤンセン製、アストラゼネカ製などのウイルスベクタ―ワクチン接種者の内、「ワクチンによる死亡」は極めて少ないという説明だ。
研究チームは報告書を通じ、「ワクチン接種後に現れる異常反応の危険は、コロナウイルス感染の危険よりもはるかに低い」、「研究結果を総合的に検討した時、ワクチン接種が推奨される年代ではワクチン接種による利益がはるかに大きい」と説明した。
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