去る23日、ムーミンとDHCのコラボ商品販売が発表され、各SNSで広報活動がおこなわれていた。ムーミンが描かれたハンドクリームやリップバームなどが限定販売される予定だった。しかし、コラボ発表直後からTwitter上では疑問視する声が相次いだ。
すると翌日の24日、ムーミンの公式サイトなどからDHCとのコラボ商品の関連情報が削除された。
ムーミンの著作権を管理するフィンランドの会社Moomin Characters Oy Ltdはこの日、日本メディアの取材にDHCとのコラボを中止するよう日本の著作権管理会社に指示した旨を伝えた。また、「いかなる差別も容認しない」と説明したという。
ムーミン側は中断決定の理由にDHC会長の名前を挙げ、「会長の発言がムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンが示した価値観とはまったく相容れないものであるため」と言及した。これにムーミン日本版の公式サイトも「ライセンス管理をする一部製品に関して、不快な思いをさせてしまい申し訳ない」と謝罪。今後のライセンス許諾において、人権関連について厳しく審査する意向を明らかにした。
一方、DHCの吉田嘉明会長(80)は嫌韓を助長するような文章を何度も同社ホームページに掲載し、波紋を広げていた。
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