イ・ヒョヌ の最新ニュースまとめ
今回の公演は、ソウル大学の演劇部を中心に結成された劇団「歓楽劇会」の10周年とイ・スンジェのデビュー65周年を記念し、「芸術の殿堂」との共同主催で行われる。
「リア王」は人間存在と人生に対する根源的な省察を詩的に表現したもので、シェイクスピアの四大悲劇のうちでも最も崇高なものとして人気のある作品。引退後の幸福な生活を夢見ていた王が見舞われる悲劇と壮絶な人生を通じ、真実の価値とともに人間の持つ冷酷さをあぶり出す。
イ・スンジェは「リア王」役を演じる。今年86歳になるイ・スンジェは、1956年に演劇会にデビュー。その後、映画やドラマなどで幅広く活躍し、現在まで約350本の作品に出演している。今回の公演では、持ち前の演技力で悲劇の主人公を演じ上げる。
イ・スンジェは「古典作品は力をくれる。これまでの公演とは違う、これぞ『リア王』というものをお見せしたい」とし、「私の65年の俳優人生をすべて生かしたい」と熱意を見せた。
今回の公演は原作を忠実に舞台化したものとして注目されている。国内外の代表的なシェイクスピア関係の学術団体で委員を務め、活発な学術活動を行ってきたスンチョン大学のイ・ヒョヌ教授が翻訳を担当する。シェイクスピアの専門家らしく、散文と韻文の区別などシェイクスピアの言葉の特徴を細かく反映した、新鮮な翻訳となる見込みだ。
「リア王」は10月30日から11月21日まで、「芸術の殿堂」で上演される。
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