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ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領は昨年1月3日、新年初の現場訪問としてピョンテク(平沢)港のエコカー輸出現場を訪れ、「私たちの力で世界最高のエコカーを作ることができるよう、エコカー生態系を造成する」と述べた。
海洋水産部は14日、政府のセジョン(世宗)庁舎でムン・ソンヒョク(文成赫)長官も出席する中、水素港湾構築業務協約式を行う予定だ。海洋水産部関係者は「海洋水産分野における2050年カーボンニュートラル実現を目的に水素港湾構築のための礎(いしずえ)になる」と伝えた。
水素港湾は水素の生産や輸入、貯蔵、供給、活用など、港湾内の水素エネルギー生態系を備えた未来型エコ港湾だ。水素港湾が完成すれば、水素を生産した後、これを近隣都市、産業団地、車両まで伝達し、水素生産から移送・消費まで効率よく循環する水素生態系が構築される。
これに先立ち政府は5月、文在寅大統領も出席した「2021P4Gソウル首脳会議」で水素港湾計画を発表した。国家港湾の平沢・タンジン(唐津)港をはじめ、全国の主要港湾を水素基盤のカーボンニュートラル港湾とする案だ。海洋水産部は今年7月、「平沢港カーボンニュートラル港湾ビジョン宣布行事」で「平沢・唐津港を2040年までに水素港湾にすると発表した。
当時結んだ業務協約には、「平沢地方海洋水産庁、キョンギド(京畿道)、「平沢市、韓国ガス公社、京畿平沢港湾公社、韓国ガス技術公社、現代自動車、韓国造船海洋、ヒョンデ(現代)グロービス、ポスン(浦升)国家産業団地経営協議会などが参加した。
業務協約には△水素基盤カーボンニュートラル港湾育成のための政策的支援△平沢・唐津港水素交通複合基地の構築△港湾水素車両の拡大普及及び実証事業の推進△グリーン水素輸入計画の樹立△水素船舶及び港湾水素設備実証事業の推進△水素関連人材の養成などの協力方策が盛り込まれた。
さらに、民主党大統領選候補側でも水素経済に対する関心は高い状況だ。京畿道のイ・ジェミョン(李在明)知事は「青い空のための世界清浄大気の日」である7日、フェイスブックを通じて「平沢水素特化団地構築のための投資協約締結に続き、国家基幹産業の最大密集地域である平沢港一帯を大韓民国初のカーボンニュートラル水素複合地区として造成する」と明らかにした。
李知事は「水素自動車は港湾だけでなく空と海をきれいにし、新しい水素経済時代への転換成長を導く先駆者になる」と述べ、「港湾施設は物流量が多く、大型トラックと船舶の進入で炭素排出が非常に深刻だ。これに対し水素トラックまたは電気自動車だけが出入りできるようにすれば、港湾エネルギー生態系も汚染のないエコシステムに充分変えることができる」と強調した。
文成赫海洋水産部長官は「平沢・唐津港は水素の生産、物流、消費条件を充分に備えている港湾であるので、水素港湾の先導モデルを作る」と述べ、「全国の主要港湾に水素エネルギー生態系が導入されるよう最善を尽くす」と強調した。
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