日本市場で韓国コスメのシェア率が増加、VTコスメが上位にランキング=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本市場で韓国コスメのシェア率が増加、VTコスメが上位にランキング=韓国報道(画像提供:wowkorea)

 VT GMPは今月7日、コスメ事業部のVTコスメティックに関する日本人ユーザーの反応に支えられ、日本のオンライン市場ブランドシェア上位にランクされたと発表した。

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 これは、韓国コスメへの関心が高まり、日本のオンライン市場で韓国コスメブランドのシェアが目立って伸びているためだ。特にK-POPとともに『愛の不時着』や『ヴィンチェンツォ』など韓国ドラマが日本で人気を集め、日本の1030世代のK-ビューティーに対する関心が高まっている。

 昨年放送された『愛の不時着』はNetflix(ネットフリックス)が発表した「2020年 日本で最も話題になった作品トップ10」で1位になった。特に、韓国国際文化交流振興院(KOFICE)が『愛の不時着』を視聴した日本人を対象に実施したソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)アンケート調査で、20代の視聴者の割合は11.4%を占めた。

 また、今年6月のBTSの日本ベストアルバム『BTS, THE BEST』は発売と同時にオリコンアルバムチャート1位を達成し、他の曲もYouTube週間チャートで1位から順位を記録するなど、韓流への関心が高まっている。

 韓国・産業通商資源部によると、韓国コスメの昨年の輸出額は計75億6900万ドル(約8320億9900万円)と、前年比で15.7%伸びた。新型コロナの状況下でも中国・ASEAN諸国・日本など主要市場への輸出がすべて二桁台の成長を記録した。

 2021年6月基準の保健産業品目別の輸出順位のうち、基礎化粧品は2位、マスクパックは9位だった。マスクパックの場合、国内の多数の芸能人がスキンケアの秘訣として“1日1パック”を挙げたのが主な要因として働いた。

 これに対し、財務省の統計を見ると、昨年の日本における主要化粧品輸入国のうち、フランスを始め、米国や中国などからの輸入額は減少したものの、韓国だけが唯一、2019年度比で30%ほど増加した。日本国内の化粧品市場における韓国コスメの輸入比率は約19.5%を占め、1位のフランスを追撃している。

 このような傾向から、従来は自国ブランドの選好度および販売率が高かった「楽天」のマスクパックランキングで韓国ブランドの製品が高い販売量と人気を集めている。何よりも2021年上半期に最も熱かったのは、日本のオンライン市場で上位にランクインされたVT GMPのコスメ部門である「VTコスメ」に対する日本人ユーザーの反応だった。

 VTコスメ シカラインの「デイリースージングマスク」は、日本の4大海外直購モール「Qoo10 Japan」が四半期ごとに行っているビッグイベント『メガ割り』で総合品目ランキング1位を記録し、今月1日から9日まで行われたメガ割りでも総合品目1位を占めた。ロフト(LOFT)のベストコスメティック1位、楽天(Rakuten)のベストコスメティックスキンケア3位にも選ばれたことがある。

 VTコスメは今年7月から新たに『スーパーヒアルロン』ラインの発売を開始した。現在、日本のイオンモール、プラザ、ロフト、ププレひまわり、トモズなど主なオフラインチャンネル及びドラッグストア約4500店舗に出店しており、今年下半期には出店規模を6000店舗にまで拡大する計画だ。

 VT GMP側は「日本の有名芸能人をモデルに抜擢し、現在広告を撮影中だ」とし、「広告が公開される11月から日本現地の影響力はさらに拡大するだろう」と伝えた。

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