ファイザー社、米FDAに「5～11歳の新型コロナワクチン」臨床データを提出

米製薬企業“ファイザー”とドイツのバイオンテック社は、米食品医薬品局（FDA）に5～11歳の幼児に対する新型コロナウイルス感染症ワクチンの臨床試験データを提出した。

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28日（現地時間）ロイター通信などによると、この企業たちは米保健当局に今後数週間以内に、該当年齢の幼児たちに対する新型コロナワクチンの緊急使用承認を申請する予定である。

ファイザー・バイオンテックのワクチンは、現在12歳以上に対しては使用可能である。このうち16歳以上については正式使用まで承認された状態である。

両社は「5～11歳の幼児2268人を対象に成人・青少年基準の投与量の3分の1である10マイクログラムのワクチンを3週間隔で2回投与した結果、幼児たちにも12歳以上と同様の強いウイルス抗体が生成された」と最近発表している。

「副反応も、接種部位の痛みや発熱など通常10代たちにみられた症状と同様であったりそれよりも少なく、心筋炎のような稀な副反応事例もなかった」とファイザー社は伝えた。