現在、4週間適用されている首都圏4段階、非首都圏3段階の防疫レベルは3日で終了する。4日以降も現在の段階が維持されるものとみられる。ただ、防疫レベルの期間は4週間ではなく2週間となる見通しだ。
中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規感染者は2564人と集計された。国内発生の感染者は2539人、海外流入の感染者は25人で、累積感染者は31万1289人だ。
重症者は336人、死亡者は7人で、累積死亡者は2481人(致命率0.80%)だ。
新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、30日午前0時基準で新たに23万1198人がワクチンを接種し、計3900万2427人に対する1次接種を終えたと明らかにした。1次接種率は76.0%だ。接種完了者(2次接種者)は52万6133人で累積2517万260人、49.0%だ。
同日の国内発生基準の首都圏感染者は1968人で感染者全体の77.5%を占めた。具体的な地域別の感染者現況は、ソウル941人、キョンギ(京畿)道879人、インチョン(仁川)148人だった。このほか、テグ(大邱)73人、チュンブク(忠北)61人、チュンナム(忠南)55人、キョンブク(慶北)52人、キョンナム(慶南)68人など、全国で感染者が発生した。
医療界および経済・社会分野の専門家などで構成された防疫レベルの諮問機関である「生活防疫委員会」は、29日午後8時から2時間にわたって会議を開き、防疫レベルの段階調整案について議論した。この席では、来月3日に終了する予定の現行の防疫レベルを同月17日まで2週間延長する方案についての意見が交わされたと、複数の参席者が伝えた。
これとともに、首都圏を中心にワクチンインセンティブが小幅に拡大される可能性もあるとみられる。現在の私的集まりに対する接種インセンティブが適用され、首都圏などの4段階地域では食堂・カフェ・家庭で接種完了者を含め最大6人まで集まることができる。3段階地域ではすべての多重利用施設で最大8人まで集まることができる。
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