共に民主党の李在明候補(画像提供:wowkorea)
共に民主党の李在明候補(画像提供:wowkorea)
共に民主党(与党)の大統領選候補を選ぶ党内選挙に出馬したイ・ジェミョン(李在明)キョンギド(京畿道)知事が、チェジュド(済州道)地域の巡回党内選挙でもイ・ナギョン(李洛淵)元共に民主党代表に圧勝し、過半数の得票となった。李在明候補は、最近起こったテジャンドン(大庄洞)開発疑惑などの不利な状況にもかかわらず、党員たちの圧倒的な支持を受け、地域別の最高得票率を更新した。

1日午後、済州ナンタホテルで開かれた第20代大統領選挙候補者選出のための共に民主党済州合同演説会で、李在明候補は全国の代議員と権利党員、有線番号を通じた選挙人投票の合計で56.75%の得票率を記録した。2位の李洛淵候補は35.71%を記録し、チュ・ミエ(秋美愛)元法務部長官(6.55%)、パク・ヨンジン(朴用鎮)議員(0.99%)の順となった。

これまで李在明候補は、カンウォンド(江原道)地域の党内選挙で55.35%の得票率を得て、地域別最高得票率を記録していたが、この日の済州地域では最高得票率を更新し、党員たちの圧倒的な支持を得た。特に、代議員選挙では110票(65.45%)を得て、2位の李洛淵候補(35.20%)を大きくリードした。

この日、済州道の党内選挙の結果によって、李在明候補は全体党内選挙の累計得票率でも過半となった。李在明候補はこの日までに34万5802票を獲得して53.41%の得票率を記録したが、李洛淵候補は22万4835票(34.73%)の獲得にとどまった。

李在明候補は、チョルラド(全羅道)地域の党内選挙でもチョルラプクド(全羅北道)地域での支持で過半数の得票を維持したが、最近浮き彫りになった大庄洞開発不正疑惑が取りざたされる中でも過半数の得票を維持した。李在明候補はこの日の演説で「土建投機勢力とこれに癒着した国民の力(野党第一党)、彼らを庇護する保守メディアが連日虚偽ニュースを乱発し、『李在明潰し』に出ている」とし「ワンチームで団結してこそ、本選で勝利し、公正で成長する国を作ることができる」と支持を訴えた。

一方、李洛淵候補は李在明候補に対し「我々の前の不安と危険を直視し、それを解決すべきではないか。共に民主党の大統領候補は疑惑のない候補、信じられる候補でなければならない」と決選投票になるための土壇場の支持層結集を訴えたが、過半数の得票を阻止することはできなかった。

共に民主党はこの日の済州地域に続き、2日にはプサン(釜山)、ウルサン(蔚山)、キョンサンナムド(慶尚南道)地域の党内選挙を行い、3日にはインチョン(仁川)地域の党内選挙を相次いで実施する。特に、3日は第2次スーパーウィークの結果も一緒に発表され、事実上、党内選挙の勝利の輪郭が明らかになる見通しだ。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83