【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は4日、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が2、3日の2日間に新たに3556件報告されたと発表した。このうち死亡が3件だった。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。 接種による副反応とみられる事例のうち、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに6件報告された。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例の報告は48件あった。このほかの3499件は筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒などの比較的軽い症状だった。 韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は計28万6942件となった。 累計接種件数に対する副反応の報告率は米ヤンセンファーマ製ワクチンが0.58%、米モデルナ製が0.55%、英アストラゼネカ製が0.52%、米ファイザー製が0.36%。 これまでに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計716人となっている。これらは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化して死亡したケースを含めると、死者は計1011人となる。 これまでの全ての副反応の報告のうち、96.2%に当たる27万5920件は比較的軽い症状だった。
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