「数十億ウォン借りて賭博」有名ドラマ制作者、懲役7年=韓国(画像提供:wowkorea)
「数十億ウォン借りて賭博」有名ドラマ制作者、懲役7年=韓国(画像提供:wowkorea)
ドラマを制作するのに急に金が必要だとし、数十億ウォンを借りて賭博資金などに使った制作会社代表が一審で重刑を言い渡された。

 ソウル中央地裁は「特定経済犯罪加重処罰などに関する法律」上の詐欺、労働基準法違反などの容疑で起訴されたチョ某被告に懲役7年を言い渡したと7日、明らかにした。裁判部は「被害者らが負った財産上の被害が大きく、被害者らから許しを得ているわけでもない」とし、「チョ被告に対する厳罰が避けられない」と述べた。

 チョ被告は2016年4月、ドラマ制作費が必要だとして、数十億ウォンの金を借りて返済しなかった容疑で裁判にかけられた。

 当時、チョ被告は金を借りてドラマを制作する計画はなく、自身の借金を返済して賭博資金として使用する計画だったことが把握された。チョ被告が被害者らから受け取った金銭は2億ウォン(約2000万円)から多くて23億ウォン(約2億1500万円)あまりで、総額で約80億ウォン(約7億5000万円)に達した。被害者らはドラマ放送終了後、3か月以内に投資金は制作を通じて発生した収益の10%を受け取ることにしたが、金銭を受け取ることができなかった。ドラマ制作会社「風が吹く」の代表を務めていたチョ被告は、ドラマ「その冬、風が吹く」、「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」などを制作した。


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