(画像提供:wowkorea)
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英国の公共放送BBCや米国のニュースチャンネルCNNは6日、英オックスフォード大学が刊行する「オックスフォード英語辞典(OED)」に、韓国語を起源とする単語26語が追加されたことを伝えた。OEDは「世界で最も権威ある英語辞書」と言われてもいる。

先月のOEDの改訂に合わせて追加された。味を付けた牛肉を鉄鍋で炒めた代表的な韓国料理「bulgogi(プルコギ)」や、おかずを意味する「banchan(パンチャン)」、韓国式のり巻き「gimbab(キムパプ)」、春雨を炒めた料理「japchae(チャプチェ)」など、食べ物に関する言葉が多く追加された。

OEDでは、キムパブについて「ご飯と各種材料を1枚の海苔で巻いて食べやすい大きさに切った韓国料理」と説明。チャプチェは「サツマイモのでんぷんで作った春雨を、野菜や他の材料を入れて一緒に炒めた料理で、しょうゆとゴマ油で味付けする」と説明されている。

そのほか、韓国の伝統服「Hanbok(韓服)」や韓国ドラマを表す「K-drama」なども新たに追加された。

CNNの電子版記事は「世界を席巻しているかのような韓流の大波は、映画や音楽、ファッションにとどまらない」と前置きした上で、OEDに韓国語を起源とする単語が追加されたことについて伝えた。

記事によると、OEDを出版するオックスフォード大出版部は「我々は皆、韓国の波の頂点に乗っている。これは映画や音楽、ファッションだけでなく、言葉においても感じることができる」と今回、韓国語関連の単語が多く追加された理由を説明した。

一方、韓国の男性7人組アイドルグループ「BTS(防弾少年団)」はムン・ジェイン(文在寅)大統領に「未来世代と文化のための大統領特使」に任命され、先月20日には、米・ニューヨークの国連本部で行われた「SDGs(持続可能な開発目標)」の会合で演説を行った。

メンバー7人は順番に演説し、リーダーのRMは「(新型コロナウイルスの影響で)世の中は止まったと思ったが、少しずつ前に進んでいる」と述べた。

メンバーのJINは10代、20代が「コロナ・ロスト・ジェネレーション」と呼ばれていることに触れ、「彼らは『ロスト・ジェネレーション』ではなく、『ウェルカム・ジェネレーション』という名前の方がふさわしい。変化におびえるのではなく、『ウェルカム』と言いながら前に進んでいく世代だ」と述べた。

若者世代に向けた「BTS(防弾少年団)」の国連演説は、国連の公式動画からだけでも100万人以上が視聴した。

演説は韓国語で行われた。これは「BTS(防弾少年団)」側から提案されたものだったという。韓流文化が世界に広がるのに合わせ、韓国語もまた世界で認知度を高めている。

K-POPでは「BTS(防弾少年団)」の大成功、K-MOVIEでは「パラサイト 半地下の家族」の大成功、K-DRAMAでは「イカゲーム」が大成功を収め、韓国は「自尊心」で満ちている。

「理性」を重んじる社会では学問が繁栄し、「感情」を重んじる社会では芸術が繁栄する。今の韓国文化の世界化は、韓国社会の気質を見る限り当然な結果であろう。やはり韓国は理性の結晶である「ノーベル賞」を狙うよりは、感情の結晶である「アカデミー賞」や「グラミー賞」を狙った方が効率が良いのかもしれない。

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