◇新規コロナ感染者1940人 6日連続2千人下回る 中央防疫対策本部は14日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1940人増え、累計33万7679人になったと発表した。市中感染が1924人、海外からの入国者の感染が16人だった。1日当たりの新規感染者数は6日連続で2000人を下回った。前日(1583人、訂正後)から357人増えたものの、前週の同じ曜日(2425人)に比べると485人少ない。だが、7月上旬に首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)を中心に始まった流行の「第4波」は今も続いており、新規感染者数は100日連続で1000人を上回った。◇大統領選 4党対決なら李在明氏・尹錫悦氏の大接戦 世論調査会社リアルメーターが発表した調査結果によると、来年3月の次期韓国大統領選への出馬が有力視される与野4党の候補の対決を仮定した場合、支持率は革新系与党「共に民主党」の公認候補に選出された李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が34.0%、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が33.7%だった。差はわずか0.3ポイントで、誤差の範囲内となった。◇李完九氏が71歳で死去 朴槿恵政権の2代目首相 忠清道出身の代表的な政治家に挙げられた李完九(イ・ワング)元首相が、14日に死去した。71歳だった。李氏は忠清南道出身。国会議員を3期務めた。2015年2月に朴槿恵(パク・クネ)政権の2代目首相に就き、一時は忠清道を代表する大統領候補にも取り沙汰された。だが、建設会社前会長から裏金を受け取った疑惑が浮上し、同年4月に辞任。この問題で政治資金法違反の罪に問われたが17年に大法院(最高裁)で無罪が確定し、名誉を回復した。◇駐米大使 米国は「クアッド拡大の意志ない」 李秀赫(
イ・スヒョク)駐米大使は13日(米東部時間)に米ワシントンの在米韓国大使館で行われた国会外交統一委員会による国政監査で、バイデン米政権は中国へのけん制を意識した米日豪印による枠組み「クアッド」を当分の間拡大する意志がないことを確認したと明らかにした。米国内ではクアッドを「クアッドプラス」に拡大するか、協力国と分野を広げるべきだとの声が出ており、協力対象国として韓国やベトナム、ニュージーランドなどが取り沙汰されている。
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