14日、国会国防委員会所属のアン・ギュベク(安圭佰)「共に民主党」議員が、空軍本部や防衛事業庁から受けた資料によると、軍が2019年12月から昨年9月の間に導入したグローバルホーク4機に、1機あたり平均10件の欠陥が発生しているという。
グローバルホーク3号機は地上に映像・イメージを伝送する部品が故障し、5か月の間、原因すら把握できなかったことが分かった。
欠陥・故障した部品33点の中、11点は措置中である。しかし、一部は供給が遅れており、部品の「使い回し」が行われているとアン議員は指摘した。整備が遅れる3、4号機の部品を外して1、2号機に活用して「使い回し」をしているという。この「使い回し」は「同類転換」と言われながら戦力化の以降、その回数が24回に上る。
昨年9月に導入された3号機は、戦力化されてから一度も飛行実績がなく、4月に導入された4号機は飛行時間が約80時間に過ぎない。
韓国軍の遅い対応にも批判が出ている。防衛事業庁によると、運用維持段階の部品調達のためのC「契約者軍需支援」契約に関して、米国が2016年に提案したが、韓国軍は2020年になってから対応し、交渉を始めたことが分かった。
アン議員は「グローバルホークの短い戦力化時期を考慮すると、欠陥が多すぎる。空軍はグローバルホークの管理実態を綿密に点検し、安定した運用維持のための対策を速やかに講じるべきだ」と指摘した。
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