全羅南道新安郡の干潟(資料写真)=(聯合ニュース)
全羅南道新安郡の干潟(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国文化財庁は27日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産に登録された「韓国の干潟」について、九つの干潟の追加をめざすと表明した。登録を記念した式典を全羅南道新安郡で開き、追加登録の方針と干潟の保全・管理・活用計画を発表した。

 「韓国の干潟」は忠清南道舒川郡、全羅北道高敞郡、全羅南道新安郡、全羅南道宝城郡・順天市にある四つの干潟を指す。7月にユネスコ世界遺産委員会が世界自然遺産への登録を決め、韓国で15件目の世界遺産となった。

 世界遺産委員会の勧告に従い、文化財庁は九つの干潟を加える方針だ。全羅南道の高興郡、麗水市の干潟を前向きに検討しているもよう。

 2023年にユネスコに申請書を提出する計画だという。その場合、25年の世界遺産委員会で追加登録の可否が決まる。


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