教皇の北朝鮮訪問を含め、南北対話や米朝対話再開に向けた糸口を探るための方策を提示するとみられる。
文大統領がバチカンを訪問するのは2018年10月以来、2回目。教皇は18年当時、文大統領に「北朝鮮から公式に招かれれば、行くことは可能」としたが、まだ実現していない。
政界では文大統領が教皇に対し、訪朝を再度要請するとの見方が出ている。会談には李仁栄(イ・イニョン)統一部長官が同席する。
バイデン米大統領も29日に教皇と会談する予定だ。
ただ、教皇が訪朝する意思を再度表明しても、北朝鮮は新型コロナウイルス対策として非常防疫体制を維持しており、実現は容易ではないとの見方もある。
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