写真を見ながら「オモモ」と驚くキム・ソヨン。(画像:画面キャプチャ)
写真を見ながら「オモモ」と驚くキム・ソヨン。(画像:画面キャプチャ)
人気ドラマ「ペントハウス」(SBS)の悪役3人組オム・ギジュン、ポン・テギュ、ユン・ジョンフンのリアルバラエティ「傷つけない」(tvN)。10月19日(火)の第4話、26日(火)の第5話には、2週にわたって女優キム・ソヨンが登場した。

キム・ソヨン の最新ニュースまとめ

キム・ソヨンといえば、「ペントハウス」での鬼気迫る悪女キャラクターを好演し、昨年の「2020 SBS演技大賞」で最優秀賞を受賞。最近では、10月2日(土)に開催された音楽授賞式「2021 THE FACT MUSIC AWARDS」で「BTS(防弾少年団)」が受賞した「大賞」のプレゼンターを務めるなど、大人の女優としての気品、貫禄を備えているが、「傷つけない」で見せた姿はイメージとは全く違った。少女のように天真爛漫で、大きなリアクションを連発し、“ペガ(廃家)ハウス”にハッピーウイルスを振りまいていたのだ。

今回、「ペントハウス」で娘役を演じたチェ・イェビンと仲良くやって来たキム・ソヨン。オム・ギジュンから「ドレスを着ていない姿を初めて見るよ」と冗談交じりに言われていたが、登場では淡いパープルのニットに黒パンツを身に着け、その後、トレーナー&ジーパンに着替え、さらには白Tシャツ&ジーパン姿も。白Tシャツ姿のときには、料理をしていて調味料などの汚れが知らぬ間にTシャツに付いていたが、それを指摘されても、大丈夫だとあっけらかんとするなど、ここでの雰囲気にすっかり馴染んでいた。

特に、キム・ソヨンのリアクションは抜群で何よりも目を引いた。明るいチェ・イェビンとの相乗効果でいつもより増し増しだったのかは分からないが、誰かが何かをしたり、言ったりするのを全て拾い、「オモモ」(ビックリしたときの表現で「あら」、「まぁ」などの意味)、「うわ~」、「テバク」(すごい)が口をついて出てくる。早々にテロップでは「リアクションステレオスピーカーON」、「リアクションの洪水」と出るほどだった。おかげで男だらけの“ペガハウス”が一気に華やぎ、面白さに加え、活気もアップ。見ていてエネルギーがもらえるぐらい、キム・ソヨンのリアクションには破壊力があった。

キム・ソヨンが夫イ・サンウとよくやっているというバドミントンの道具を持ってきたので、皿洗いを賭け、オム・ギジュン&ポン・テギュvsハ博士ファミリーのユン・ジョンフン&キム・ソヨン&チェ・イェビンで対決を行ったときも、キム・ソヨンのリアクションが大爆発。自分のチームに点数が入ると誰よりも喜び、点数を取られると露骨に残念がりながらも「大丈夫」と励まし、シャトルがラインギリギリに落ちると、「イン」「アウト」を言い張るなど、声の限り応援を繰り広げ、やはりテロップで「このゲームのもう一つの見どころはリアクションクイーン、ソヨン」と紹介されるほど。ポン・テギュが、ハ博士ファミリーの応援の熱量がすごいので、メンタル的にやられると押され気味だったが、やはりハ博士ファミリーが勝利し、飛び跳ねて大喜びする3人だった。

極めつけは、パク・ギウンとチェ・イェビンが壁のデコレーションを完成させたのをキム・ソヨンが見に行ったとき、画面には「耳を傾けて、リアクション入ります」と視聴者向けのメッセージテロップが入ったこと。キム・ソヨンが「いや~イェビン、本当にキレイ」と言ったのを皮切りに、惜しみなく称賛するシーンが続いた。

さらに、ポン・テギュから、“ペガハウス”の最初の劣悪な状態をスマホの写真で見せてもらったキム・ソヨンは「オモモ」と衝撃を受け、ポン・テギュが写真をスライドさせるたびに、「オモモ」を連発。テロップでは「2度目のオモモ」、「3度目のオモモ」、「アンコールオモモ」ともう完全に番組スタッフからもテロップで遊ばれていた。こんなにテロップでおいしくイジられる女優はいるのだろうか?(笑)

また、キム・ソヨンはリアクションもそうだが、本音を混ぜて話す言葉のセンスも面白かった。パク・ギウン、チェ・イェビンと共に壁のペイント塗りをしていたとき、楽しく作業をするチェ・イェビンに対し、「言うことも可愛いね。私なんか疲れて死にそうなのに」と言ったり、オム・ギジュンとポン・テギュがわざわざツルニンジンを堀りに行き、下処理に苦戦しているときには「私がツルニンジンを食べたいと言ったばかりに…(と申し訳なさそうな表情をしながらも)、でも、私本当にツルニンジンが好きなの」とストレートな感情表現をしたが、その言い方がとてもキュートなのだ。

ほかにも、チェ・イェビンが持ってきたカラオケマイクでカラオケが始まると、チェ・イェビンに続いて、自分が歌うと名乗り出たキム・ソヨン。すごく好きだというソン・シギョンの「君はさ」を選曲したが、歌い始めるタイミングを逃し、メロディも忘れてしまったのか、結局歌えず、「ごめん、違う曲にしてもいい?」と言うと、オム・ギジュンが「ペントハウス」のワンシーンを再現してほしかったようで「アリア歌ってよ」とリクエスト。ところが、キム・ソヨンはまたもソン・シギョンの「二人」を選曲し、今度はキレイな歌声で歌い切った。歌い終え、「これすごく緊張するね。怖がりもせず、自分から歌うって言ったけれど」と安堵した表情を見せていたキム・ソヨン。ともかく、ソン・シギョンの曲が好きだということはよく分かった。

ドラマでの役とは違い、実際のキム・ソヨンは明るくキュートで、確かにリアクションもすごいが、場の空気も読みながら立ち振る舞い、人をハッピーにさせる魅力あふれるステキな女優だった。これでまたファンがさらに増えたのではないだろうか。

Copyrights(C)wowkorea.jp 6