韓国軍「来月から将兵らの外出が再開」…ワクチンブースターショット推進(画像提供:wowkorea)
韓国軍「来月から将兵らの外出が再開」…ワクチンブースターショット推進(画像提供:wowkorea)
韓国国防部が政府の「段階的な日常回復(ウィズコロナ)」1段階の計画に基づき、これまで適用してきた軍内における社会的距離の確保を段階的に緩和する。

国防部は29日、ソ・ウク(徐旭)国防部長官が同日、国防部で合同参謀議長、各軍参謀総長、海兵隊司令官、国軍義務司令官など約70人余りの現場指揮官がビデオ形式の会議に参加する中、第14回新型コロナウイルス戦軍主要指揮官会議を開き、このように決定したと明らかにした。

この日の会議では、11月1日から施行される政府の段階的な日常回復のための社会的距離を確保する改編計画に基づいて、軍内・外の防疫状況を総合評価した後、軍内の社会的距離を確保することを段階的に緩和することにした。

軍はまず新型コロナウイルスの状況の長期化による△部隊内の将兵らの疲労感と将兵基本権保障の必要性△軍内・外の高い予防接種などを考慮して、来月から軍内の社会的距離を確保する1次改編を実施する予定だ。

これにより、11月1日から将兵らの休暇が再開される。外出の場合、平日の外出を優先的に実施するが、リスクを評価しながら徐々に増やすことにした。ただし、外泊は当分の間統制される。

休暇は法律に基づいて通常通り実施される。軍はこれまで民間に比べて強化された防疫指針により、蓄積された将兵らの疲労感と将兵らの高いワクチン接種率を考慮して部隊管理指針をすでに一部緩和し、先月6日から部隊員15%の範囲にしていた休暇者を20%に増やして休暇を事実上再開している。

また、将兵らのブースターショット(追加接種)も推進される。国防部は来月中に軍病院の医療スタッフ(3000人余り)を対象に新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースターショット)を実施した後、来年1~2月にはすべての将兵(50万人)を対象とした追加接種を実施する計画だ。
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