女性A氏 「有名映画監督、18年前の性的暴行容で告訴」=韓国(画像提供:wowkorea)
女性A氏 「有名映画監督、18年前の性的暴行容で告訴」=韓国(画像提供:wowkorea)
有名映画監督から過去、性的暴行を受けたという「me too(私も被害者)」主張が提起された。

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 1日、女性A氏側の弁護人によると最近、A氏は強姦致傷の疑いで、映画監督B氏(男性)をソウル・ソデムン(西大門)警察署に告訴した。

 外国で事業をしていたA氏は2003年10月ごろ、現地を訪れたB氏に知人の紹介で初めて会い、食事と飲み会の席を共にした。

 その場でB監督が下着をプレゼントし、その後、B氏が泊まっていたホテルに一緒に移動したが、知人らが眠りについた後、B氏がA氏を部屋に呼んで性的暴行を加えたと主張している。

 A氏は「悔しくて苦痛だった」としながらも「B氏が有名人なので、告訴することは考えることもできず、性的暴行を受けた女性という烙印も懸念された」という立場だ。

 その後2018年ごろ、韓国芸術界の関係者に対する「me too」運動に接した後、性暴力被害の記憶が再び思い出され、精神科治療を受けた。最近帰国したB氏に連絡を取ったが、謝罪を受けられなかったという。

 A氏の法律代理人である法務法人「クァンヤ」のヤン・テジョン弁護士は「被害者の方は長い間苦痛を受けており、勇気を出して声を出した」とし「真の謝罪を望んでいること、真実が明らかになることを期待する」と明らかにした。

 これと関連し、B氏はA氏の主張が「事実無根」と真っ向から反論し、法律的対応を予告したという。

 一方、A氏が主張する事件が18年前に発生し、当時の刑事訴訟法上の公訴時効が10年を過ぎているため、処罰が難しいという意見も出ている。

 これに対して告訴人側は「罪を証明できる科学的な証拠がある場合、公訴時効を10年間延長すると定めた改正性暴力処罰法に基づき、2023年10月まで期間が残っている」と主張した。

 A氏はB氏との会話の録音や下着など、衣類を証拠として保管しているという。


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