文大統領はこの日、英北部グラスゴーで開かれたCOP26の会議で基調演説を行い、上方修正されたNDCを「短期間に急激に削減しなければならない、非常に挑戦的な目標」とし、このように語った。
続いて文大統領は、この日の約束には「30%のメタン削減案も含まれている」とし、「韓国は’グローバル・メタン・プレッジ’に参加する」と付け加えた。
文大統領は「グリーンニューディールODA(政府開発援助)を増やし、P4G(グリーン成長とグローバル目標2030のための連帯)を通じた支援も続ける」とし、「韓国の成長経験を生かし、開発途上国の低炭素経済転換を支援する」と強調した。
それとともに「グリーン気候基金とグローバルグリーン成長研究所を活用した支援を続け、『気候技術センターおよびネットワーク』を通じて、グリーン技術分野の協力を拡大していく」と話した。
特に文大統領は「韓国は発展途上国から先進国に発展した国」とし、「先進国が望む(温室ガス)削減」と発展途上国が望む「適応と財源」が、均衡的な合意に至るよう積極的に寄与する」と述べた。
文大統領は「243か所ある韓国の地方自治体すべてが、世界で初めて2050炭素中立(カーボンニュートラル)を共同宣言した。宗教界と市民団体は、炭素中立汎国民実践運動に乗り出した」とし、「より良い未来のために、韓国はいつも共に歩む」と付け加えた。
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