サムスンSDI=(聯合ニュースTV)
サムスンSDI=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】韓国バッテリー(電池)大手のサムスンSDIが2日発表した2021年7~9月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比39.7%増の3735億ウォン(約360億円)、売上高は同11.4%増の3兆4398億ウォンだった。営業利益、売上高ともに四半期として過去最高を記録した。 中大型電池や小型電池を含むバッテリー事業は営業利益が2018億ウォン、売上高が2兆7409億ウォンだった。 前期の4~6月期に黒字転換を果たした電気自動車(EV)向け電池事業は、車載半導体不足による需要減の影響があったにもかかわらず高付加価値製品を中心に販売が伸び、黒字を維持した。一方、エネルギー貯蔵システム(ESS)向けは主要プロジェクトの供給スケジュールの影響で売上高が減少した。小型電池は売上高、収益性ともに改善した。 電子材料事業の営業利益は1717億ウォン、売上高は6989億ウォンだった。前期に比べ、高付加価値製品の売り上げが伸びたことで収益性が向上したという。 半導体素材はSOH(スピンオンハードマスク)などの高付加価値製品が成長し、有機ELパネル素材はフラッグシップスマートフォン(スマホ)向けの売上高が伸びた。偏光フィルムも大型テレビ向けの販売比重が拡大した。
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