文大統領は同日、空軍1号機でグラスゴー国際空港を出発し、ブダペスト国際空港へと向かった。韓国の首脳がハンガリーを訪問するのは、2001年にキム・デジュン(金大中)元大統領が訪問して以降、20年ぶりとなる。
文大統領は、1日にグラスゴーに到着し、2日間にわたってCOP26関連の日程を終えた。議長国である英国側からの招請による「行動と連帯」会議への出席をはじめ、出席した各国首脳と温室ガスの縮小や開発途上国を対象にした気候変動対策の財源調達などについて議論した。
文大統領は、出国前にスコットランド・イベント・キャンパス(SEC)で開催された国際メタン誓約に出席し、「開発途上国がメタンの縮小に協力してくれるよう、政策、経験と技術を共有して様々な支援を行い、協力する」と約束した。
結局、文大統領と岸田総理との会談が行われることはなかった。岸田総理は、文大統領がハンガリーを出発する僅か数時間前に英国に到着したことが分かった。一部では、冷え込んでいる日韓関係がそのまま反映されたという見方もある。
文大統領は、ハンガリーに到着し次第、国賓訪問の日程を処理する。2019年のハンガリー遊覧船沈没事故による犠牲者の追慕行事をはじめ、アーデル・ヤーノシュ・ハンガリー大統領との首脳会談やハンガリー、スロバキア、チェコ、ポーランドが出席するV4各国との首脳会談、ビジネスフォーラムへの出席などが予定されている。
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