新型コロナによる死者も今月に入り増加している。この日は新たに24人と、1月12日(25人)以来、約10か月ぶりの多さとなった。
携帯電話の位置情報を基にした人の移動量、高速道路の交通量、クレジットカードの使用額がそろって上昇している。防疫当局は、新規感染者数が当分は増加傾向を示すと予想している。政府はひとまず、高齢層と重症の患者数を重点的に管理しながら安定的な日常生活回復を進めるという姿勢だ。
この日新たに確認された市中感染者2457人を地域別にみると、ソウル市が944人、京畿道が868人、仁川市が168人で、首都圏が計1980人と全体の80.6%を占めた。
首都圏以外の地域では忠清南道が88人、大邱市が66人、釜山市が59人、忠清北道が47人、江原道が39人、慶尚北道と全羅北道がそれぞれ38人、慶尚南道が36人、大田市と全羅南道がそれぞれ17人、済州道が16人、光州市が12人、蔚山市が4人の計477人だった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは25人だった。
死者は前日から24人増えて計2916人となった。韓国国内の平均致死率は0.78%。重篤・重症患者は365人で、前日より13人少ない。
3日の検査件数は4万7705件だった。ほかに、臨時検査所での検査が9万7010件だった。
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