カカオはことし7~9月期、連結売上高1兆7408億ウォン、営業利益1682億ウォンを記録した。前年同期比でそれぞれ58%増、40%増となる。
同社は10~12月期、コンテンツ事業の領域を拡大する計画だ。
日本のウェブ漫画プラットフォーム市場において、トップの座を確固たるものにしているカカオジャパンは11日、「カカオピッコマ」に社名を変更する。日本を超え欧州など世界へと活動範囲を広げるためだ。
カカオジャパンは9月、フランスにピッコマ欧州法人の設立を完了しており、年内にフランスで「ピッコマ」のサービスを提供開始する予定だ。
現在、世界的に好調のウェブ漫画やゲームなどのコンテンツ以外に、技術基盤の多様な新事業を展開する計画もある。
カカオのヨ・ミンス代表は「メタバースや非代替性トークン(NFT)など、すべてカカオの共同体のなかで準備を進めている。海外事業におけるベースキャンプの役割を担う法人、クラストをことし3月、シンガポールに設立し、自社ブロックチェーンプラットフォーム『クレイトン』との相乗効果を出すための事業も構想中だ。人工知能(AI)を活用した世界規模の新事業も進めていく」と述べた。
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