産業通商資源省の呂翰九 産業通商本部長(画像提供:wowkorea)
産業通商資源省の呂翰九 産業通商本部長(画像提供:wowkorea)
韓国産業通商資源部(経済産業省に相当)のヨ・ハング(呂翰九)産業通商本部長はきょう(5日)、英国でグローバル企業CEOおよび主要国政府の高官たちと会い、炭素削減のための世界的な官民連帯協力方案について話し合った。またグローバル企業であるPlastic Omniumから3500万ドル規模の投資も誘致した。

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産業通商資源部によると、ヨ本部長はこの日英国グラスゴーで開かれた世界経済フォーラム(WEF)傘下の「最高経営者(CEO)気候リーダー同盟」に出席し、韓国企業とグローバル企業が世界的な気候変動への対応のために連帯・協力していくことを提案した。

「CEO気候リーダー同盟」は、IKEAグループ・スイス再保険・ノボザイムズ・フィリップス・マクドナルドなど30余のグローバル企業のCEOと政府の高官たちが参加する気候連合体で、今回は世界的な気候変動への対応のための官民協力方案を話し合うために開かれた。

WTO(世界貿易機関)のジャン・ マリー・ポーガム事務次長と企業のCEOたちが出席したこの行事でヨ本部長は、韓国政府が2030国家温室ガス削減目標(NDC)を40%に引き上げた措置を説明しながら、韓国企業たちと欧州連合域内排出量取引制度(ETS)・使用電力の再生可能エネルギー100%への転換(RE100)などを通じて、本格的にEGS(環境・社会・支配構造)および炭素削減に参加することを強調した。また「環境のための新規措置が貿易障壁化とならないよう、政府が企業処罰ではなく企業参加を奨励する方案を立てていこう」と提案した。

またヨ本部長は、水素自動車の燃料タンクなどを生産しているグローバル企業であるPlastic Omnium社から、3500万ドル規模の投資も誘致した。この企業は、2023年までに韓国キョンサンプクト(慶尚北道)キョンジュ(慶州)にワゴン車用水素貯蔵タンクの生産施設を建設する予定である。

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