コロナワクチン接種後に死亡した水泳選手イ・スルヒさんの遺族「ワクチン事故」と主張=韓国(画像提供:wowkorea)
コロナワクチン接種後に死亡した水泳選手イ・スルヒさんの遺族「ワクチン事故」と主張=韓国(画像提供:wowkorea)
ファイザーのコロナワクチン接種後、心停止で死亡した障がい者水泳選手のイ・スルヒさん(31)の遺族が「因果性は認められない」との疾病管理庁の判定を不服とし、再審請求の考えを明らかにした。

故イ・スルヒさんの兄シウォンさんは8日、スンチョン(順天)市議会の小会議室で記者会見を開き「国立科学捜査研究院(国科捜)の解剖検査の結果、『心筋炎と関連して死亡した可能性を優先的に考慮できる』との国科捜の審議結果が出たにもかかわらず、疾病管理庁は先月28日「(ワクチンとの)因果性は認められにくい」と判定したことは、国家機関の信頼性を否認するものだ」と批判した。

続いて「最近、22歳の軍人がファイザーワクチン接種後に心筋炎で死亡し、これをワクチンとの因果性と認めた事例があるのに、なぜ同じ死亡であるにもかかわらず、人によって基準が変わるのか理解できない」と不満を示した。

政府のワクチン事故不認定に対し遺族側は90日以内に疾病管理庁を相手取り、再審請求を準備する予定で、今後は行政訴訟なども提起するなど「ワクチンの副作用を究明するために先頭に立つ」と公言した。

この席には遺族をはじめ、順天障がい者団体、地域市民社会団体などが参加した。

‘平和ナビ’のチェ・ミヒ代表は「過去100日間の国科捜審議をもとに疾病管理庁の結果を信じて待っていたのに「ワクチンとの因果性はない」というので、果たして国家が国民の生命を尊重するのか、国家に誇りを持っていいのか疑わしい」と述べた。

障がい者の水泳選手として活動していたスルヒさんは、7月29日に順天大コンベンションセンターの接種センターでファイザーワクチンの1次接種を受けた後、頭痛と筋肉痛の症状が現れ、薬を服用した後も症状が治まらなかったため、8月1日に聖ガロロ病院で治療を受けたが、接種3日後に死亡した。

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