韓国の大学選挙ポスターに「ナチス式敬礼」風ポーズ?批判殺到で広報側が釈明も”火に油”(画像提供:wowkorea)
韓国の大学選挙ポスターに「ナチス式敬礼」風ポーズ?批判殺到で広報側が釈明も”火に油”(画像提供:wowkorea)
韓国・ウルサン(蔚山)にある某大学の学生会選挙の立候補者が「ナチス敬礼」を連想させる動作をして物議を醸す中、広報側が釈明文を掲載。しかし、釈明内容が原因で、”火に油”を注ぐことになった。

 韓国のオンライン掲示板には先ごろ「物議を醸しているA大学の状況」というタイトルで写真が投稿された。該当掲示物には、来る23日に予定されたA大学人文大学生会選挙に立候補する2人のポスター写真が盛り込まれていた。

 問題視されたのは、候補者のポーズだ。ドイツのアドルフ・ヒトラーによるナチス式敬礼をまねて撮影したような写真があったことで、批判の声が殺到した。
 
 これに対し、広報側は公式SNSを通して「カードニュース(ポスター)に盛り込まれたポーズは、”失われない太陽”を意味している」と説明。

 しかし、これはナチス象徴の模様「Swastica」が本来、太陽または雷を象徴するという意味合いにつながることから、むしろ「ナチス敬礼風ポーズを認めたことになる」との声が集まり、釈明のはずが火に油を注ぐ結果となった。

 その後、広報側は再び謝罪文を掲載し「ナチスに関して深く考えることができなかった。私たちはナチスを全く擁護していない。カードニュースを製作する時点でもっと慎重になるべきだった」とし、「スローガンのポーズを変更する」と強調。その上で「過度な批判や誹謗(ひぼう)中傷は自制してほしい」と要請した。

 一方、先立って公開された写真には候補者2人は左手を腹付近に置き、右手を斜め上に真っ直ぐ伸ばすポーズ、またドイツのアドルフ・ヒトラーのナチス式敬礼をまねて撮影したようなものもあった。

 このポーズについてネットユーザーらは「これは、旭日旗の写真を使用するのと同じ行為だ」、「掲載前の検討段階で誰も問題視しなかったことが理解できない」、「人文大学の在学生がこのレベルとは…教養もないのか」と批判の声をあげている。

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