韓国　けさのニュース（１１月１０日）

◇現代自のエンジン欠陥を内部告発　米国で元社員に報奨金　米道路交通安全局（ＮＨＴＳＡ）は９日（現地時間）、現代自動車と起亜の車両エンジンの安全問題に関して内部告発した現代自動車の元社員に、２４００万ドル（約２７億円）以上の報奨金を支給すると発表した。ＮＨＴＳＡが内部告発者に報奨金を支給するのはこれが初めて。ロイター通信などによると、元社員は現代自動車でエンジニアとして約２０年間勤務していたが、同社が自社開発したエンジンの欠陥を知りながら適切な措置を取っていないと判断し、２０１６年にＮＨＴＳＡと韓国政府に通報した。◇朝鮮戦争終戦宣言　駐米大使「文案まで意見交換」　李秀赫（イ・スヒョク）駐米大使は９日（米東部時間）、朝鮮戦争の終戦宣言に関して、韓米間で緊密に協議していると明らかにした。李氏は米ワシントンの韓国文化院で開いた特派員懇談会で、「韓米間で終戦宣言の文案まで意見交換している」とし、「終戦宣言問題に対する積極的で創意的な努力を続けている」と述べた。両国は現在、文案について法的・安全保障的問題を含めて綿密で踏み込んだ検討に入ったとされる。◇「ウィズコロナ」で集会の届け出２２０%増　１３日に大規模集会も　今月から新型コロナウイルスの新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復（ウィズコロナ）」に移行したことで、全国の集会やデモの届け出件数が急増した。警察庁によると、今月１日から８日までの全国の集会届け出件数は計７００９件、１日平均８７６件と集計された。先月１日から３１日までの計８４９０件、１日平均２７４件と比べると、１日平均では２１９．７%増加した。土曜日の今月１３日には労働組合の全国組織・全国民主労働組合総連盟（民主労総）が集会を予定しており、警察は神経をとがらせている。◇「イカゲーム」シーズン２制作へ　監督「選択の余地ない」　米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」のシーズン２が制作される。同ドラマの監督・脚本を手掛けたファン・ドンヒョク氏が明らかにした。８日（現地時間）に米ロサンゼルスで開かれたイベントに出席したファン氏は、ＡＰ通信とのインタビューで「シーズン２に対するあまりに多くのプレッシャーと需要、愛があった」とし、「われわれには選択の余地がないように感じられる」と語った。監督がシーズン２制作の構想を正式に認めたのはこれが初めてとなる。◇全国で雪や雨　中部地方で気温０度前後に　１０日は全国的に曇りで、各地に雪または雨が降る。仁川市と京畿道南部、忠清道、全羅道、慶尚北道の内陸、慶尚南道西部の内陸、済州道では時々雨となり、江原道南部の内陸・山間部、忠清北道北部、慶尚北道北部の内陸、済州道の山間部、その他の高地で雨または雪が降ると予想される。冷たい空気の影響で中部地方と慶尚北道北部の内陸では気温が０度前後を記録し、南部地方では５度以下まで下がる。強風も吹き、体感温度はさらに低くなりそうだ。