韓国の李秀赫 駐米大使は「韓国と米国は “終戦宣言”の具体的な文案を調整するなど、協議を進めている」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
韓国の李秀赫 駐米大使は「韓国と米国は “終戦宣言”の具体的な文案を調整するなど、協議を進めている」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
韓国のイ・スヒョク(李秀赫)駐米大使は9日(現地時間)「韓国と米国は “終戦宣言”において具体的な文案を調整するなど、協議を進めている」と明らかにした。

イ・スヒョク の最新ニュースまとめ

イ大使は「米韓間では、終戦宣言の文案まで意見を交換している」とし「終戦宣言問題に対する積極的で創意的な努力を続けている」として、米韓間の緊密な協議が行われていることを強調した。

また「米韓間における協力の概念と地理的範囲についての協議が進行中だ」とし「地理的範囲の拡張はインド・太平洋での協力を含めて、全世界的関心事項に対する韓国政府の参加を意味する」と説明した。

米韓は現在、終戦宣言の方向と動機・目的における共感は成されているが、文案においては法律的差があり協議中であるとされている。“終戦宣言文案”の論議は、法的・安保的問題をはじめとした綿密で深い検討に入ったものとみられる。

米国は終戦宣言を「朝鮮半島の非核化の過程で、米朝対話のきっかけとすることができるなど、有効なカードになり得る」とみているが、国連軍司令部と在韓米軍の地位と役割などに対し否定的な影響を及ぼす可能性について懸念しているようである。特に北朝鮮は最近、国連舞台で「国連が米国の政治・軍事的目的により悪用されている」として、国連の解体を要求している。

米韓が終戦宣言について論議している状況の中、北朝鮮と終戦宣言に関する直接的な対話は行われないものとみられる。また、停戦協定締結の当事者である中国の参加も開かれている状況だが、まだ本格的な論議は行われていないようである。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96