「BTS」、「イカゲーム」関連本を各国で翻訳…波に乗るK出版=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「BTS」、「イカゲーム」関連本を各国で翻訳…波に乗るK出版=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国の児童書出版社である「背の高いどんぐり」は最近、世界的に注目を集めるネットフリックスドラマ「イカゲーム」の人気に支えられ、児童書3冊を米国で翻訳出版することにした。3冊共に韓国の伝統遊びに関する本だ。「イカゲーム」に登場した面子やビー玉などにより、世界的に韓国の伝統文化に対する関心が高まっているからだ。

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 出版社が出版を提案し、契約書にサインを終えるまでにかかった時間はわずか2週間。通常、議論を経て短くても2か月はかかるのに比べれば、驚くべきスピードだ。印税もほかの本に比べて5%ほど高い契約を交わした。「イカゲーム」効果である程度本の販売が保障されるという期待が反映された数字だ。

 世界的にKコンテンツの存在感が高まり、K出版も勢いづいている。韓国文化への関心が高まったことを受け、本を輸入しようとする現地の需要が増えている。特に人気アイドルグループのメンバーが読んだ本、または韓国ドラマ、映画に登場した本は広報効果が大きい。海外では韓国の本を専門に輸入するエージェンシー出版社や翻訳家が登場するほどだ。

 その代表例として「BTS(防弾少年団)」所属会社の子会社、HYBE EDUが海外ファン向けに昨年出版した「BTSと韓国語を学ぼう」は30カ国で30万部以上売れた。 また今年8月にRMが読んだことで知られ、韓国でも20年ぶりに再出版された芸術書「夭折,(Dying Young)」をめぐっては、中国、インドネシア、日本などアジア圏から先を争って出版に関する問い合わせがあり、競争が繰り広げられた。
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