PK弾決めたファン・ヒチャン、「ソン・フンミンがPKを譲る…兄さんに感謝」

ソン・フンミンがPKを譲ったおかげでファン・ヒチャンの得点が生まれた。

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　パウロ・ベント監督が率いる韓国サッカー代表は11日午後8時、高陽総合運動場で行われたUAEとの2022カタールワールドカップアジア地区最終予選第5戦でファン・ヒチャンがPK弾を決めて先制、これを守り切り1-0と勝利した。これで韓国は3勝2分（勝ち点11）で最終予選の折り返し地点を過ぎた。イラクと対戦する第6戦は来る17日、カタール・ドーハで行われる。

　この日の試合で最優秀選手に選定されたファン・ヒチャンは記者会見で「ファンの皆さんの前でワールドカップ最終予選という重要な試合ができて幸せだ。選手たちがみんな準備をしっかりした」と述べた。続けて「ファンの前で見せる良いセレモニーが浮かばなかった。ハートゴールセレモニーはその時、急に思いついたアイデア」と説明した。

　PK得点に成功したファン・ヒチャンは「僕たちは特にPKを指定しない。今日、（ソン）フンミン兄さんがPKを蹴るように言ってくれた。僕がまだ最終予選でゴールがなかったので、兄さんが僕に譲ってくれた。感謝している」と付け加えた。

　一方でこの日、韓国はフィールドゴールがなかった。ファン・ヒチャンは「選手たちもゴールが入らない部分を認識している。重要だと思っている。1ゴール決めて、2ゴール、3ゴールにつながれば、試合を早く終わらせることができる。追加ゴールがとても重要だ。追加ゴールが出ていないことは認知している。これからゴールをもっとたくさん決められるよう努力する。リードする状況を作る」と説明した。

　次のイラク戦についてファン・ヒチャンは「回復に集中する。回復しながら次の試合をどうするか考える」と述べた。