稼ぎ頭のゲームをめぐり、意見が分かれた韓国ゲーム界ビッグ4(画像提供:wowkorea)
稼ぎ頭のゲームをめぐり、意見が分かれた韓国ゲーム界ビッグ4(画像提供:wowkorea)
7~9月期における、ゲーム業界の実績発表カンファレンスにおいて話題となったのが、分散型台帳(ブロックチェーン)非代替性トークン(NFT)だった。韓国にはNFTに関する規制があるが、企業がこぞって進出するのにはビジネスになるとの判断がある。NFTゲームを来年サービスする計画を明かした企業も多数ある。NCソフトとネットマーブルだ。

NCソフトは、あとはブロックチェーンNFTゲームに対する法的検討のみが残っていると現状を説明した。同社のホン・ウォンジュン最高財務責任者(CFO)は「言わずともどのゲームに適用するかは、市場がおのずと分かるだろう」と述べており、市場では同社の看板ゲーム「リネージュ」に適用すると事実上宣言したものとみている。

ネットマーブルも「ブロックチェーンとNFTを連動したゲームを開発中であり、来年初めに説明会を開く」と明かした。どのゲームに適用するのかは、依然として未知数となっている。

一方、ネクソンはNFTへ言及していない。同社は「カートライダー」と「ダンジョン&ファイター」といった、看板ゲームのブランドによる伝統的な新作を全面的に掲げた。

またクラフトンは今月11日に発表した大型野心作「バトルグラウンド:ニューステート」のサービス安定化に集中している。ブロックチェーンNFTへの対応は「ゲームの競争力強化が優先。内部的に研究中」とだけ言及した。


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