思いがけずMINOをメンタル攻撃する(⁉)アン・ジェヒョン。(画像:画面キャプチャ)
思いがけずMINOをメンタル攻撃する(⁉)アン・ジェヒョン。(画像:画面キャプチャ)
ナ・ヨンソクPDが手掛けるtvNのショートバラエティ(フルバージョンはYouTube「チャンネル十五夜」で配信)は、毎回「新西遊記」メンバーが順番に主人公となり、その人に合った企画が展開されるが、出ていないメンバーもゲストで登場するなど、ファミリー感が強い。現在放送されている俳優アン・ジェヒョンの「運動の天才?アン・ジェヒョン」にも、11月12日(金)の放送でウン・ジウォン(SECHSKIES)とMINO(WINNER)がゲストとしてやって来た。

アン・ジェヒョン の最新ニュースまとめ

この番組は、「新西遊記」シリーズで、数々の伝説的な運動音痴ぶりを見せてきたアン・ジェヒョンにも、実は隠された才能があるかもしれない⁉ という発想から、アン・ジェヒョンが韓国を代表するスポーツ選手から訓練を受け、さまざまなスポーツに挑戦していくというもの。

これまで重量挙げ、サッカー、ピラティスに挑戦し、笑いと奇跡を起こしてきたアン・ジェヒョン。4種目目は、「新西遊記」でもよく見られる卓球で、韓国初の卓球金メダリストや国家代表選手らの教えを受けたアン・ジェヒョンの成長を確認するため、ナPDは一般人の実力者を招待。現れたのがウン・ジウォンとMINOだったというわけだ。

ウン・ジウォンといえば、「新西遊記」シーズン8で「最短ラリータイム(0.44秒)保有者」、MINOといえば、「新西遊記」シーズン4で「1点も取れない男」という不名誉なニックネームがついた2人なのだが、ウン・ジウォンはファンから卓球ラケットをプレゼントしてもらったのをきっかけに卓球を始め、1か月ぐらいレッスンも受けたという。一方、MINOも所属事務所YGエンターテインメントで卓球ブームが来ており、2週間ほどみっちりやって抜けたのだとか。

ちなみに、MINOは「WINNER」の中では、リーダーのカン・スンユンに続き、卓球ランキング2位だと自負。すると、ウン・ジウォンが「WINNER」の残りの2人(ジヌとスンフンは兵役中)はできないから、MINOは事実上ビリだとし、ウン・ジウォン本人はやはり他のメンバーがしないからという理由で「SECHSKIES」の中では1位だと豪語。このくだりの面白さは「新西遊記」を見ているようだった。

アン・ジェヒョンも面白さでは負けていなかった。MINOとの1対1の卓球対決では、挑発してくるMINOに、「WINNER」の「EMPTY」(韓国語で“コンホヘ”)にちなんで、「歌の通りにしてあげるよ。“ホムヘ”が何か教えてあげる」と言い間違え、「コンホヘ」と訂正するMINOがまさに虚しくなるカウンターをくらった。

さらに、アン・ジェヒョンはMINOに「俺は『M COUNTDOWN』のMCだったんだよ。そのときお前は新人だっただろ」と強烈に言い放ち、今度は「WINNER」の大ヒット曲「REALLY REALLY」を「リルリリ リルリ マンボ~♪ だろ?」と謎の「マンボ」攻撃で、MINOのメンタルを揺さぶった。これが作戦なのか、ただの天然なのかよく分からないキュートさが、アン・ジェヒョンの魅力だろう。

ちょうどこの日はMINOがプロデューサーとして出演する「SHOW ME THE MONEY10」(Mnet)で“ディスバトル”の模様が放送され、MINOのクルーが勝利を収めていたので、まさか「運動の天才?アン・ジェヒョン」でMINOの面食らう姿が見られることになるとは。そのギャップもまた面白かった。

ともかく、ことし5月にTVINGで配信された「新西遊記」スペシャル「スプリングキャンプ」で約2年ぶりに復帰した際は、まだ本調子ではなく、もろくてか弱い雰囲気が漂っていたが、この「運動の天才?アン・ジェヒョン」ではだいぶ明るく、思い切り笑えるようになってきたアン・ジェヒョン。特に、今回はウン・ジウォンとMINOが来たのもうれしそうで、“クレイジー”と呼ばれるアン・ジェヒョンのその片鱗が徐々に出てきているようだった。

「新西遊記」の新シーズンは本来、「シックスセンス2」の後枠として、今頃放送中だったが、コロナ禍の状況を鑑みて、ナPDが“99ズ”の「賢い山村生活」に変更したため、いつ始まるのか分からない状況だ。そのため、このように「新西遊記」メンバーたちが揃い、しかも「新西遊記」ゲームの中でもテッパンである“卓球”をする姿はファンにとっては、たまらなくうれしいもの。これまで「運動の天才?アン・ジェヒョン」の視聴率は1.1~1.2%ほどだったが、この日は一気に2.1%(ニールセンコリア)まで跳ね上がった。

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