韓国関税庁、職員らの”スマホいじりながらのいい加減な仕事”疑惑に「徹底的に調査、厳重な処分」

韓国関税庁は、税関職員らが私物スマホをいじったり雑談したりしながらX線検査チェックを怠っているとの疑惑と関連し、内部調査に着手したと明かした。

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　イム・ジェヒョン関税庁長は先ごろ、「（報道内容について）現在、調査している」とし、「今月中に調査を終えて、明らかな問題が確認された職員に対しては厳しい処分を下す方針」と伝えた。

　これに先立ち、韓国JTBニュースは内部告発で提供された動画を公開。仁川国際空港の国際郵便税関で勤務中の職員らが私物のスマホを見たり、雑談したりしながら仕事をし、ベルトコンベアで流れてくる郵便物のX線検査に目もやらず、確認を怠っていると報じた。

　内部告発として動画を提供した職員は、昨年まで同税関で勤務し、「職員らがスマホをいじり、雑談するのは日常的なことだった」と証言。

　また「提供した動画は休み時間に撮影したものではない」と断言した上で、「EMS担当の税関職員らは免税限度の範囲を超えていないか判断する必要があるが、スマホに夢中になって免税確認を怠るケースがあった。それでも、そのまま郵便物として通過していた」と明かした。

　現在、空港内の別の場所で勤務しているという告発者は「職員らの”いい加減な仕事”は、国際郵便税関だけのことではない」と話した。