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ソウル市は16日から現在3部制で運営されている個人タクシーの部制を午後9時から翌日午前4時まで一時的に解除すると、16日明らかにした。年末の部制解除は新型コロナウイルス事態前の2019年以来2年ぶりとなる。
これにより、すべての個人タクシーは休日でもこの時間にはタクシーを運行することができる。年末深夜の乗車難を解消するため、通常12月に個人タクシーの部制を解除していたが、ことしは段階的な日常回復によるタクシー難を解消するため、半月から1か月程度前倒しして早期施行すると、市は説明した。
市は今回の部制解除により約2000台のタクシーが追加で供給されるとみている。
市は年末までに約70人規模の特別取り締まり班を投入し、客を選り好みするなど乗車拒否の集中取り締まりに乗り出す計画だ。カンナム(江南)、ホンデ(弘大)、チョンノ(鍾路)など乗車難が著しい地域の主要道路と路地周辺のタクシーに啓発と取り締まりを並行する。
ソウル市のペク・ホ都市交通室長は、「深夜の乗車難解消対策が年末の一次的な手段に終わらず持続されるよう努力していく」とし、「関連業界と市民らの積極的な協力をお願いしたい」と話している。
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