FINGERの金融ソリューションと、X10ゲームズのゲーム的要素を融合し、新たな金融メタバースプラットフォーム「独島バース」を構築するという。
FINGERは最近いくつかのメタバース関連の企業に投資し、メタバース事業に積極的な動きを見せている。
10月にはメタバースと金融を融合した初の金融メタバースプラットフォーム「独島バース」を来年上半期に発表する計画を明らかにし、業界の話題となった。
「独島バース」は、メタバース環境に具現化された独島(日本名:竹島)を背景に、アバター(=顧客)がゲームをしながら資産を集め、それを投資したり取引したりできる初の金融メタバースプラットフォームとして、ゲーム的要素と独島という愛国的要素が加味され、MZ世代(ミレニアル世代とZ世代、1980~2000年代生まれ)だけでなくシニア世代まで幅広い顧客をターゲットにしている。
「独島バース」では、金融機関が金融センターを開設して金融サービスを支援するなど、様々なコンテンツが提供される。特に、NFT(代替不可能トークン)基盤のデジタル資産システムを「独島バース」内に導入し、単にゲームに時間を費やすだけでなく、現実世界の収益と連携させることができる部分は仮想世界と現実世界の確実な接点となり、利用者を集める者と期待されている。
X10ゲームズは韓国の有名ゲーム開発会社出身のベテランメンバーが設立した開発会社で、今回の投資でFINGERは自社の金融ソリューションをはじめ、投資会社のメタバースプラットフォームやブロックチェーン技術、ゲーム要素などをメタバース具現化に必要な全ての要素を兼ね備える。韓国のスマート金融プラットフォーム市場に続き、メタバース市場も一歩先を進んでいる。
FINGERの関係者は「投資した開発会社を通じて様々な形態のメタバースを作り、FINGERのブロックチェーン技術とNFTを結合させ、金融市場で一番影響力のあるメタバース生態系を構築できると期待している」と伝えた。
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